テナントとして入居している店舗やオフィスが立ち退く際は、内装解体が必要です。
内装解体には、建物の構造物以外のものすべてを撤去するスケルトン工事、借入時の状態へと戻す原状回復工事の2種類があります。どちらを求められるのかは、建物の貸主によりますが、綿密な打合わせと段取りが重要なのは変わりありません。
弊社では、初めての方でも貸主様や近隣とのトラブルがないよう、しっかりサポートいたします。お気軽にご相談ください。
■内装解体の種類
内装解体には以下の2種類があります。
・スケルトン工事
構造物以外のものを撤去するため、最終的に建物内の地肌がむき出しの状態になります。
壁紙や床材以外に電気配線やダクト、エアコンなどの設備も撤去するため、機能性の一切がなくなります。
原状回復工事に比べると高額ですが、その後の借主が自由に内装をレイアウトできるメリットなどがあるでしょう。
・原状回復工事
借りた時と同じ状態に戻す工事です。
トイレやエアコンなどの設備をそのまま引き継いでいたら撤去せずに残し、借入時に持ち込んだものや備付けたものを解体します。
貸主側にとって、すぐに入居者の募集を行えるメリットがあります。
■内装解体での注意点
内装解体は賃貸契約期間内に終わらせなければなりません。
そのため、余裕を持った日数を確保し、計画的に進めることをおすすめします。
場合によっては追加工事が必要になりますので、ぎりぎりの日取りにならないようご注意ください。